はじめに
この記事は2024年1月3日にしずかなインターネットに投稿された記事をセルフ転載したものです。 しずかなインターネットの公開記事はなんとGoogleの検索結果に表示されてしまう(!?)ため、 2024年12月30日現在Googleの検索結果に表示されないこのサイトに載せてしまおうと思います。
0.
2023年の振り返りをしようと思います。去年はGoogleドキュメントに書きましたが、今年はここに書こうと思います。Zenn(zenn.dev 情報系の人ならわかるかも)を立ち上げた人が作ったらしいです。
1. これまで、近況
期間が長すぎて文章としてまとめるのが面倒なので、箇条書きにします。
- 元日にラジオで聞いた『ROUNDTABLE feat. Nino - Let Me Be With You』を聴いて「今年はこれだ!」となった
- 2022年元日に聴いて「今年はこれだ!」と思った曲は『戸松遥 - motto☆派手にね!』だった
- 実際2022年は神前暁の曲に色々出会った年になった
- 4月に適当に応用情報技術者試験を受けたが2.5点足りなかった
- 五月祭に行った
- 本当に人が多くて驚いた。コロナ禍前の規模と同等であったかはわからないが、盛り上がりがあって感動した
- Webサイトのすごろく ( https://gogatsusai.jp/96/dice ) がよくできているなーと思った
- 4、5月はあまり体調が優れず苦しかったが、6月にパソコン音楽クラブのリリースパーティーに行って元気が出た
- 曲を流しながら楽しそうに踊るHALFBYを見て自分もすごく幸せな気分になれた
- グッディ・グッバイを知ったのもこのDJだった
- 7月は諸々本当に苦しかった
- こういうときほど色々音楽を聴いており、SoundCloudでhyperflipを聴きはじめた
- 前期の成績は良くなかったし、今年の院試の倍率を見て絶望した
- 響け!ユーフォニアムの映画を見に行った
- 失っていた感情を一時的に取り戻した
- 勝手に苦しくなっている時間はないと思った
- 12月に1回前期ぶりに可処分時間が生まれた
- 今まで無いのが普通だったので、驚きのあまり逆に何もできない
- 「ただ選択があった」を2年ぐらい前に聴いてから怖くて聴けていなかったフロクロの曲をいくつか聴いた
- 何かを作ること(自己表現かもしれない: https://finders.me/kqFQxAjfkskL7vzNuA )の楽しさを思い出した
- NuphyのAir75 v2を買った
- デザインも良いし打鍵感も良い
- 謎の二次元美少女のステッカーとポスターがついてきた
- 画像は公式サイトより
2. 2022年良かった曲リストについて
全体的にインターネット音楽が多めのリストになりました。思い出深いのはtofubeats - REFLECTION (feat. 中村佳穂)と水曜日のカンパネラ - エジソンですね。2曲とも前期試験1日目がリリース日だったので当日の朝起きてすぐ聞いたのですが、ホテルの部屋で爆踊りしてしまいここで合格を確信しました。曲としては三船栞子(CV. 小泉萌香) - EMOTIONとかが印象的でした。ラブライブ楽曲にtofubeatsとかTeddyLoidみたいな有名トラックメイカーが参加しているのは驚きです。tofubeatsのアルバムを全て聞いたのもあってか、tofubeatsの曲ばっかり挙げてますね。
2022年のベストアルバムはLouis Cole - Quality Over Opinionでした。Louis Cole(とバンドメンバー)は本当に楽しそうに演奏をするので好きです。これとかは管楽器隊が楽しそうで頻繁に見てます。
3. 2023年良かった曲リストについて
今年もインターネット音楽が多め、というかほとんどインターネット音楽のリストになりました。ボカロ曲の割合が高めですね。
- NewJeans - OMG
- UKガラージとか2stepとかが好きなので、NewJeansにはDittoでハマりました(2022年リリースなのでリストには入れてません)。夏にリリースされたEPもトラックが好みなので繰り返し聴いていたんですが、「NewJeansおじさん」が話題になってからはめっきり聴かなくなってしまいました。
- NewJeans - OMG (Future Funk Remix)
- 2月とかはNewJeansのリミックスをSoundCloudやYouTubeで探して聞いていました。中でも気に入ったものがこれです。好きな曲が好きなジャンルでリミックスされていて良かったです。
- Tricker - KICK BACK (Salsa ver.)
- 年始にMOGRAのカウントダウン配信を見ていたんですが、そこでokadadaがKICK BACKのサルサ風のリミックスを流して場を騒然とさせていたのが印象的でした。なのでこの曲が流れていたわけではないですが、たまたまそれっぽいカバーを見つけたので入れておきました。
- フロクロ - ビビビビ feat. 星界
- 凄まじい曲で食らいまくり。
- Kobo Kanaeru - Oh! Asmara
- ホロライブID所属のKobo Kanaeruさんのオリ曲です。作詞作曲も本人がやっています(すごい)。去年のリストにもこんな感じのインドネシア人アーティストの曲を入れたのですが、やっぱり東南アジアでシンセポップとかシティポップが流行ってるんですかね。
- SUSHIBOYS - 木にしない
- インパクト抜群のMVも良いですが、「悩みの種にばかり水やりする 僕らは気になる事を木にしている」良い歌詞(?)ですね。
- KIRINJI - nestling
- KIRINJIは新譜出してましたね。僕は結構気に入っていて、繰り返し聴きました。個人的にRainy Runwayの展開が好きなのですが、曲は2022年に出ていたので次に好きなこれを入れました。
- パソコン音楽クラブ - Day After Day feat. Mei Takahashi (LAUSBUB)
- リリパ最高でした。あんまりよく考えずにパックマンの盤面がプリントされたTシャツを着ていったら物販で西山さんが「良いTシャツですね」と言ってくれて良かったです。荒天で京都に到達できずリモート出演だった柴田さんが画面越しに色々やろうとしていたのも面白かったです。
- なみぐる - 太陽ポカポカで草 feat. 星界, ずんだもん
- ゆるくて良いですね。サックスで曲が引き締まります。犬プールさんの絵もゆるくて良いです。
- iiso - Salad Days
- これもUKガラージとかそういう文脈です。今年初めにヒットしたPinkPantheressの音楽性に大きく影響を受けた曲だと思います。MVも面白いです。
- 晴いちばん - カッティングパイ feat. 鳴花ヒメ
- 17歳のボカロPだそうです。全部好きなメロディーだったので入れました。
- Cornelius - 無常の世界
- 今年リリースされたアルバムの最後のトラックに収録された曲です。やはりYMOの2人が今年亡くなったことを想起してしまいます。急ぎや焦りを感じます。アルバムとしても、過去を振り返るような曲があったり、時間の流れを意識するような作品だったと思います。
- 早見沙織 - plan
- in the blue shirtが提供した『トニカクカワイイ』OVAのオープニングです。(in the blue shirtが)寮に来てたのもあって選びました。
- Mellow Brush - Time Capsule (guitar ver.)
- ベストアルバムに選んだ『Local Visions, 長瀬有花 - OACL』の1曲目の作曲者によるカバーです。穏やかな午後を感じてすごく好きですね・・・
- ヤマギシコージ - アルコ・ホリック・シンデレラ
- これもメロディーとかコードとかすごく好みです。歌詞もちょっとクセになって良いです。
- マサラダ - ちっちゃな私
- 一旦言葉にするのは諦めます。これが2作目なのおかしいよ・・・
- Midnight Grand Orchestra - 夜を待つよ
- 悔しいです。音良すぎ。
- 星宮とと + TEMPLIME - Tarinai
- MVのアニメーションがおしゃれでかわいいし、音もカッコいいです。
7月初め頃はここでいくつかアルバムや曲を取り上げてそれらについて書こうとしていたのですが、7月中旬にリリースされた Local Visions & 長瀬有花 - OACL を聞いて全部どうでもよくなってしまいました。音源自体は無料でダウンロードできるみたいです。各種サブスクにもあります。Local Visionsは2018年ごろからリリースを聞いていてすごく好きなレーベルだったので、Vsingerとのコラボは個人的にとても嬉しいものでした。
4. 読んだり見たりしたもの
- 『神戸在住』を読みました
- 神戸のことが本当に好きだということがわかりました。
- 『なるたる』を読みました
- おもしろかったし、読後の余韻で2日間ぐらい動けませんでした。
- 『出会って4光年で合体』を読みました
- 恐ろしい熱量でページをめくる手が止まりませんでした。380ページありましたが一気読みしてしまいました。成人向なので注意。
- 『ARIA the ANIMATION』を見ました
- 時間の経過とかに思いを馳せることができました。
- エンディングとか挿入歌をROUNDTABLEが担当していました。元日の直感は正しかったですね。『牧野由依 - シンフォニー』は人生の名曲リストを作るなら確実に入る1曲になると思います。
5. 他思ったこと
シティポップとか渋谷系とかだいたい中身の薄っぺらさが自分と共通点あるとわかった 中身がないから他人の話をしてどうにか取り繕うみたいな
あと自分の行動指針が「自分を批判・非難から守る(自己保身に走りがち)」だなーと気づいた年でもありました 怒られが発生しそうになったらすぐ知らん顔したり逃げたりするしすごく卑怯な人間だと思います もしかしたら怒られにトラウマとかあるんかもなあ
6. おわりに
タイムラインに流れてくる曲は時々聞いてます。良いと思ったものとか好きなものが流れてきたときにはリプつけたいですが、絡み方があんまりわからないので毎回いいねをつけるだけになってしまいます。
これからも曲とか映画とか本とか生活便利グッズとか良いものがあればぜひタイムラインに流してください。お願いします。
おまけ
2023年に聴いたアルバム・EPです。
- 山下達郎 - SOFTLY (2022)
- Thundercat - Drunk (2017)
- Disclosure - Moonlight (2018)
- Disclosure - DJ-Kicks: Disclosure (2021)
- Thundercat - It Is What It Is (2020)
- Kendrick Lamar - To Pimp A Butterfly (2015)
- 藤原ヒロシ - Nothing Much Better To Do (1994)
- Minnie Riperton - Perfect Angel (1974)
- Clown Core - Van (2020)
- Clown Core - Toilet (2018)
- CAPSULE - メトロパルス (2022)
- Bialystocks - Quicksand (2022)
- CASIOPEA - MARBLE (2004)
- CASIOPEA with Synchronized DNA - SIGNAL (2005)
- EXPO - エキスポの万国大戦略 (1987)
- NEXTLIGHT - NX GRAVITY 02 (2022)
- DIALOGUE+ - DIALOGUE+2 (2023)
- グソクムズ - グソクムズ (2021)
- 川卜紗 - vita brevis, ars longa (2023)
- 間宮貴子 - LOVE TRIP (1982)
- Frank Ocean - Blonde (2016)
- オリーブがある - Teatro (2023)
- Coldplay - Parachutes (2000)
- Coldplay - A Rush of Blood to the Head (2002)
- PAS TASTA - GOOD POP (2023)
- upusen - Tea is too hot (2023)
- RAYE - My 21st Century Blues (2023)
- 高橋ユキヒロ - サラヴァ! (1978)
- TOWA TEI - SOUND MUSEUM (1998)
- さとうもか - Merry Go Round (2019)
- black midi - Hellfire (2022)
- Mitski - Be the Cowboy (2018)
- サニーデイ・サービス - 東京 (1996)
- 幽体コミュニケーションズ - 巡礼する季語 (2023)
- サニーデイ・サービス - いいね! (2020)
- Roboshop Mania - Cheer! Roboshop Mania (2001)
- Various Artists - 戦争に反対する唯一の手段は。〜ピチカート・ファイブのうたとことば〜 (2002)
- NonSuger - Tasting NonSuger (2021)
- Pizzicato Five - pizzicato five I love you (2006)
- 辻林美穂 - Clarte (2016)
- 中塚武 - JOY (2004)
- 中塚武 - Kiss & Ride (2008)
- 光学 - Opto2: 辻林美穂 (2021)
- kiki vivi lily - vivid (2019)
- パソコン音楽クラブ - FINE LINE (2023)
- 中村由利子 - 絹の薔薇 (1989)
- 中村由利子 - 風の鏡(1987)
- ROTH BART BARON - HOWL (2022)
- 中村佳穂 - NIA (2022)
- cero - e o (2023)
- nemuigirl - LOVELY (2023)
- Various Artist - もっと!バビフェス (2023)
- HALFBY - LAST ALOHA (2018)
- Overmono - Good Lies (2023)
- androp - anew (2009)
- androp - relight (2011)
- cinema staff - cinema staff (2011)
- cinema staff - document (2008)
- tricot - 爆裂トリコさん (2014)
- クリープハイプ - 泣きたくなるほど嬉しい日々に (2018)
- KANA-BOON - DOPPEL (2013)
- KANA-BOON - 僕がCDを出したら (2013)
- 羊文学 - our hope (2022)
- パスピエ - 演出家出演 (2013)
- go!go!vanillas - Magic Number (2014)
- おいしくるメロンパン - thirsty (2016)
- フジファブリック - FABFOX (2005)
- 相対性理論 - ハイファイ新書 (2009)
- 相対性理論 - シフォン主義 (2008)
- 結束バンド - 結束バンド (2022)
- 流線形 - TOKYO SNIPER (2006)
- Lamp - ゆめ (2014)
- Blu-Swing - FLASH (2015)
- T-SQUARE - VENTO DE FELICIDADE 〜しあわせの風〜 (2023)
- KENSO - KENSO(III) (1985)
- 風のノータム Original Soundtrack (2023)
- 古川麦 - far/close (2014)
- Rocketman - SUNSHOWER (2023)
- ずっと真夜中でいいのに。 - 沈香学 (2023)
- tiny baby - Apple (2022)
- tiny baby - silver record (2020)
- Frank Ocean - Channel ORANGE (2012)
- Tyler, The Creator - IGOR (2019)
- Kendrick Lamar - DAMN. (2017)
- Cornelius - 夢中夢 (2023)
- PSYQUI - Your voice so… (Remastered) (2023)
- LEX - LOGIC (2021)
- Local Visions & 長瀬有花 - OACL (2023)
- 浪漫革命 - ROMANTIC LOVE (2020)
- 新亜並行空間 - 心の理論 (2023)
- NewJeans - Get Up (2023)
- 川本真琴 - 川本真琴 (1997)
- Negicco - Perfect Sense (2023)
- Oscilation Circuit - Série Réflextion 1 (1984)
- 中塚武 - PARADE (2023)
- ゴンチチ - VACANCES (1994)
- kajuen - 想念彩色 (2021)
- 夏目間風 - 天使のブローチ (2023)
- Hae - Island (2000)
- 本田雅人 - Carry Out (1999)
- 神山純一 - <FOREST GREEN> THE ICE 氷の音楽 (1997)
- FPM - SOUNDTRACKS FOR ICE CREAM FEVER (2023)
- TOWA TEI - ZOUNDTRACKS (2023)
- Boys Age - Ring World (2023)
- KIRINJI - Steppin’ Out (2023)
- Brian Eno - Ambient 1: Music For Airports (1978)
- Brian Eno - Thursday Afternoon (1985)
- スピッツ - ひみつスタジオ (2023)
- スピッツ - 見っけ (2019)
- sora - re.sort (2003)
- 脇田もなり - UNI (2023)
- HALLCA - PARADISE GATE (2021)
- 原口沙輔 - スクリーンII (2023)
- スピッツ - インディゴ地平線 (1996)
- ROUNDTABLE - FRIDAY I’M IN LOVE (2009)
- 吉澤嘉代子 - 女優姉妹 (2018)
- chelmico - I just wanna dance with you- period (2023)
- Chuck Person - Chuck Person’s Eccojams vol.1 (2010)
- 宇宙ネコ子 - 日々のあわ (2016)
- SAULT - 5 (2019)
- Lamp - 一夜のペーソス (2023)
- betcover!! - 馬 (2023)
- XG - NEW DNA (2023)
- Serani Poji - ワンルームサバイバル (2002)
- TOWA TEI - TOUCH (2023)
- Oneohtrix Point Never - Again (2023)
- 野田ユカ - カリブの夢 (1989)
- アマイワナ - SWEET SWEET SWEET (2023)
- 南波志帆 - Fille! Fille! Fille! (2018)
- bo en - Pale Machine (2013)
- bo en - Pale Machine 2 (2023)
- TEMPLIME & 星宮とと - POP-AID (2023)
- Sampha - Lahai (2023)
- Blu-Swing - Spectre (2023)
- yuigot - Guidebook (2023)
- レディメイド未来の音楽シリーズ CDブック篇 #4 恋愛に倦きてしまった (2021)
- SPRAYBOX - THE RAVING SIMULATOR (2023)
- Midnight Grand Orchestra - Starpeggio (2023)
- NewJeans - NJWMX (2023)
- Kogane, Park Bird - Ceremonies (2023)
- slowthai - UGLY (2023)
- 君島大空 - 映帶する煙 (2023)
∞.
2024年はいいことがあってほしいです。