はじめに
OSはUbuntu 24.04.1 です。PCはLAVIE N12シリーズ(PC-N1255BZW)です。
症状
突然、何の前触れもなく1Wi-Fiに繋がらなくなります。画面右上の「🛜」マークが消えてしまい、設定からも「Wi-Fi」の項目が無くなります。
原因
結論
結論からいうと、下の記事と同じ症状で、無線インタフェースが無効化されていました。
原因究明と解決
まず、以下を実行。
$ ip addr show
IPの一覧が出てきます。自分のPCなら、本来この中にWLANである wlp0s20f3
がいるのですが、いません。
ネットワークマネージャが起動していないのかと考えて以下を実行。
$ systemctl is-enabled systemd-networkd.serviceenabled$ systemctl is-active systemd-networkd.serviceactive
起動しているようです。接続を開始しようと、以下を実行。
$ sudo ip link set wlp0s20f3 upCannot find device "wlp0s20f3"
デバイスが認識されていないらしいです。インタフェースが壊れているのかな?ということでこのエラーメッセージなどで検索すると、先程上げた記事が出てきました。 この記事にしたがって、無線インタフェースの一覧を表示するコマンドを実行。
$ rfkill list0: hci0: Bluetooth Soft blocked: no Hard blocked: no1: phy0: Wireless LAN Soft blocked: yes Hard blocked: no
ということで、インタフェースが無効化(ソフトブロック)されていました。以下のコマンドでブロックを解除して、無事解決。
$ sudo rfkill unblock 1
フォーラムを見ていたところ、こんなレスが。
Is is a laptop? Usually there is Fn+F<something> that acts as a “WiFi button”, i.e. soft-blocking the WiFi interface. Is there any such button, and might it be that you have pressed it by accident?
Fn + F<num>
キーを押すと無線LANのオンオフが切り替えられるとのこと。気づかぬ間に押してしまっていたようです。自分のPCだと、Fn + F2
っぽいです2。
おわりに
ラップトップ独自の罠にハマってしまったようでした。以前から何度かこの現象が起こっていたので、解決方法がわかって安心です。