年代順です。
大貫妙子 - SUNSHOWER (1977)
シティ・ポップの名盤。「都会」は何年経っても名曲。
CASIOPEA - MINT JAMS (1982)
日本のフュージョンのライブアルバムとしては傑作でしょう。 スタジオレコーディングのようなミックスに最後まで会場の音を控えめにすることで スタジオ・アルバムだと思っていたら最後のネタばらしで面食らうみたいな感じになる。 個人的に「SWEAR」のキーボードの音が好きです。コロコロしてかわいらしい。
山下達郎 - FOR YOU (1982)
シティ・ポップの名盤。YouTubeに違法アップロードされては消されてを繰り返しています。 山下達郎本人はサブスク解禁したくないそうですね。だからこそ、逆にYouTubeに上がっているのが注目されたりしているのかもしれません。 個人的にアーティストが自分の作品の聞かれ方をコントロールすることに関してはいいかなと思うので、したくないならしなくてもいいと思っています。
それはそれとして、シティポップと聞くと夏をイメージするのはこのアルバムの影響が大きいですね。
CARIOCA - Kartik (1985)
T-SQUARE - R・E・S・O・R・T (1985)
吹奏楽界では有名な「オーメンズ・オブ・ラブ」が収録された一枚。 同じ和泉宏隆さん作曲の「Forgotten Saga」は名バラード。
T-SQUARE - S・P・O・R・T・S (1986)
こちらもあの「TAKARAJIMA」が収録された一枚。正直スクエアといえば「TAKARAJIMA」みたいな印象があったけど、 アルバム制作時はデジタル機材へ移行する過渡期だったらしく、スクエアとしてはかなり異色のアルバムとなっています。
吉村弘 - Green (1987)
環境音楽の名盤。
角松敏生 - Sea Is A Lady (1987)
シティ・ポップ、フュージョンの名盤。コンセプトがはっきりしていてわかりやすく、かつアルバムの推進力もあって気持ちいいです。
野田ユカ - カリブの夢 (1989)
シンセ・フュージョン。
平沢進 - Aurora (1994)
アンビエント的。僕は「風の分身」が好きです。
Queen - Made In Heaven (1995)
アンビエント的。
平沢進 - Sim City (1995)
アジアン・テクノの名盤。「Archetype Engine」を初めて聴いたときはなかなかの衝撃でした。
ピチカート・ファイヴ - Pizzicato Five (1999)
渋谷系の代表格、ピチカート・ファイヴのセルフタイトルアルバム。今まではノリの良い曲調で紛らわされていた冷たさが色濃く現れた名盤。 最後の3曲は涙が出そうなほど悲しいです。
本田雅人 - Real-Fusion (2000)
T-SQUARE時代、難しすぎてお蔵入りになった「GOOD MOON」が収録されています。
Cornelius - POINT (2001)
今から見れば過渡期的なアルバム。そのせいか、バランスが心地よく気に入っています。
Serani Poji - ワンルームサバイバル (2002)
近年(2023年ごろから)TikTokでブームが巻き起こっている(らしい)セラニポージ。2023年秋にサブスクが解禁されて話題になった一枚です。 なかでも「スマイリーを探して」は、これぞ渋谷系と言えるような軽快さと少しの寂しさがマッチした一曲です。 個人的にですが、セラニポージは結構ピチカート・ファイヴ直系だと思っています。
capsule - S.F. sound furniture (2004)
EDMをフィーチャーし始める前、ポスト渋谷系的なサウンドだった時代のCAPSULEの一枚。 あっさりと流れるように進みますが、メロディーが強く耳に残る充実したアルバムです。私は「宇宙エレベーター」が大好きです。
Plus-Tech Squeeze Box - catooom! (2004)
ポスト渋谷系の名盤の一つ。
Shibayan Records - TOHO BOSSA NOVA 2 (2013)
海外のインターネットの一部で話題となった「タイニーリトル・アジアンタム」が収録された一枚。
tofubeats - lost decade (2013)
神戸出身としては外せません。10年代のアンセムとか言われていそうな「水星」が収録されています。
BUMP OF CHICKEN - RAY (2014)
BUMPはこのぐらいの時期のサウンドが好みです。アルバムジャケットも洗練されてるし。 もちろん「ユグドラシル」とかも好きなんですけど、これはパッケージングされたときの簡潔さとか物語性がいいなあって思います。
婦人倶楽部 - フジンカラー (2016)
ネットでは渋谷系と言われている印象がありますが、個人的にはフュージョンというか、 技巧的な印象を持っています。
Tsudio Studio - Port Island (2018)
神戸出身として外せないアルバム2。
Yogee New Waves - BLUEHARLEM (2019)
月ノ美兎 - 月の兎はヴァーチュアルの夢をみる (2021)
VTuberのアルバムとしては異常なぐらい豪華なメンバーでサブカルの歴史を総ざらい。
パソコン音楽クラブ - See-Voice (2021)
アンビエントというより、環境音楽的なアプローチの一枚。アルバムの構成も充実しています。 特設サイトは何度見ても新しい発見があるというか、刺激的です。
Local Visions, 長瀬有花 - OACL (2023)
ネットレーベル Local Visions と VSinger の長瀬有花さんのコラボ作品。
綿菓子かんろ - クヴェールと貼箱 (2024)
詳細は個別記事から。