2025-05

作成日: 2025/06/03
2025年5月の日記

過去の日記

2025-05-03

談話室でmonoが週に3回ぐらい流れているが、何度見ても後味が良いアニメだな。3話の終盤の夕暮れのシーンは本当に美しかった。ソワネには期待したい。

bandcamp fridayだったので、いくつかアルバムを購入した。

2025-05-07

放心不足

2025-05-16

談話室の変化をまじまじと見せられている。単純に世代交代が起こっているんだろうけど、これまで暗黙に維持されてきたゆるさや清潔さが破壊されている感じがして苦しい。 再び混沌の時代になるんだろうな。色々考えて憂鬱になってしまったので、気を紛らわすためにストーリーが面白いアニメを見ようと思う。

2025-05-22

不慮の事故ではあったが、久しぶりに会話のエイムを思い切り外してしまった。少なくとも今後半年は引きずりそう。

情報の整理をしたい気持ちが強いので、TILみたいなことをしたい。学んだことでもいいが、思い出したことを残したい。

2025-05-24

マクドに入ってハンバーガーを食べていたら、店内放送でVTuberが喋っていてゾワっとしてしまった。 そりゃ両方資本だけど、マクドは結構色々な属性の人が集まる場所だと思うので、そこに特定の属性の人しか知らないようなキャラクターを登場させるのはびっくりしてしまう。 VTuberって声だけ聞いても正直何もわからないし店内戦略として微妙すぎると思う。マクドの店内は大抵人の話し声が大きくてほとんど聞こえないし。 VTuberに興味ない人のことはターゲットではなく、層を広げることよりも店内限定のコンテンツを用意することでファンを引き寄せているのだろうけど。 VTuber(やアイドルなど)のオタクは資本には金蔓としてしか見られていない1のかもな〜。コンテンツに財布を握られるよりも、主体的な消費をしたい。 つまりは、せめてどのような集団を消費するかぐらいは消費者の側で選びたいということだ。

色々考えていたら大学に入ってからVTuberの配信を見なくなったことを思い出したので、TIL的な感じで書いておこうと思う。

自分がVTuberを知ったのはおそらく2016〜2017年で、この時自分は中学2年〜中学3年だった。当時熱中していたマインクラフトの動画をYouTubeで見ていたらおすすめに「アニメ娘エイレーン」の動画が出てきた のがきっかけだったと記憶している。そこからすぐにキズナアイのことも知った。当時は確か擬人化ブームみたいなのがあって(ウマ娘プロジェクトが始まったのもこの辺だった気がする) 、自分は擬人化ブームの「擬人化」を「なんでも二次元美少女化する」ことだと解釈していたので、YouTuberも二次元美少女化する時代になったのかと驚いた。 キズナアイにいたっては「A.I. Channel」というチャンネル名からキズナアイのことをAIだと勘違いしていた(中身が人間だと知ったのは半年〜1年後だった気がする)。 高校に入ってから生活が忙しくなりしばらくVTuberのことは気にしていなかった。にじさんじやゲーム部などの事務所所属系VTuberはTwitterに流れてくるファンアートぐらいでしか存在を知らなかった。 VTuberの配信を見るようになったのは2019年の年末ごろで、たまたまYouTubeのおすすめに湊あくあのホラーゲーム配信が出てきたことがきっかけだった。 当時はホロライブという事務所があることを知らなかったので、他にも箱があるのだなと面白く思って配信を見た。 しばらく後に、高校の友人や先輩たちがにじさんじにハマっていることを知って、その人たちとの話題作りを目的ににじさんじのVTuberを見始めた。当時は高校の先輩がハマっているライバーを中心に見ていて、御伽原江良とか鈴原るるとかを見ていた。 しばらくしてコロナ禍に入り、家にいる時間が長くなったことで、一気に大手(当時はもうそのような扱いだったはず)のVTuberや人気の個人勢の配信を見るようになった。 毎日夜は配信を複数のタブで立ち上げて同時にいくつかの配信を見ていた。受験生だったにも関わらず勉強をせずずっとゲームをしたり配信を見たりしていたので親にPCを取り上げられてしまい、その生活はあまり長くは続かなかった。 とはいえ、塾に行っては勉強せず配信を見たりTwitterを見たりを続けていたので、受験期を通して配信を見続けていた。 2022年春に大学に入り2、熊野寮に入った。談話室という、寮生が集まって話をしたり、アニメや漫画を見たり、ゲームをしたりする部屋に居着くようになった。いつのまにか配信は見なくなっていた。

自分のVTuberとの距離感はこんな感じだが、大学に入って見なくなったのは、VTuberの配信に求めていたことが談話室でできてしまったことや、談話室に元々いる上回生がVTuberを冷めた目で見ていたことが原因だった。 コラボ配信でのVTuber同士の掛け合いやゲーム配信でのリアクション芸は別に人と話をしたり、人の話を聞いたり、ゲームをすればよくなったので不要になり、むしろ過剰に持ち上げるコメントやオーバーリアクションがキツくなった。 そして、彼ら彼女らの掛け合いやリアクションは自分の生活にとって何も関係がないのである。関係がないからこその良さがあるコンテンツはあるが、VTuberは微妙にそういう感じがしない。 変に気を遣う感じがある。お互いに相手が人間だからだろう。でもこの辺はまだ自分の中でモヤモヤしていて、あんまり咀嚼しきれていない感じがあり、うまく言い表せない。ネット時代のクリエイターと消費者の関係とも関連しているような・・・。

結論として、なんらかのコミュニティに属することができたことが直接の原因だったように思う。 さらにそのコミュニティがいわば学校のクラスのような、家庭環境や性格といったバックグラウンド(ここでは出身も)がバラバラで、しかも生活に根ざしていて(同じ建物に住んでいる!)、それゆえに特定のビジネスのコンテンツに意識が引っ張られずにいられるような場所だったからだろう。 とはいえ、談話室にいる人はたいていTwitterやYouTubeを見ているオタク3で、誰が炎上したとか誰が引退するとかはいまだに談話室での話のネタになるし、別に配信を見ていたころの自分を否定する気はない。なのでウォッチすること自体はやめていない。まだYouTubeでチャンネル登録しているアカウントの半数以上はVTuberだ。

2025-05-25

渋谷系について何かまとめようとしたけど、別に事細かに書けるわけではないから、思い出したことを適当に書いていって、そのうち穴が埋まっていくようにしたい。

思い出したこと(渋谷系 #1): アニメと渋谷系の関係って確か「ちょびっツ」の「Let Me Be With You」から始まったはず。 制作スタッフの中に(なぜかは忘れたけど)ROUND TABLEにオファーをした人がいたみたいな話を2023年頭のNHK-FMの「アニソン89秒の世界」みたいな名前の番組で言っていた記憶がある。 new step mixの方を最初に作ったけど、結局アニメの側からアレンジを変えるように言われて変えたのがOPになったみたいなことも言っていたような・・・。 それにしてもROUND TABLEにオファーしたスタッフはすごい。アニメとの親和性を見抜いていたのかはわからないけど、その後すぐにROUND TABLEはめちゃくちゃアニメの曲書くようになったし、 その決断が20年以上たった今にも影響してるもんなあ。

追記(2025-06-03):new step mix を最初に作ったのではなく、こういう感じ(2-step)のを作りたいと思っていたが〜みたいな話だったかも。

2025-05-28

思い出したこと(渋谷系 #2): 最近「輪るピングドラム」をじっくり見ているので、劇伴の橋本由香利さんについて。 この人もかなり渋谷系とアニメの結びつきを強めた人だと思う。しかしめちゃくちゃ仕事をしているのですべての仕事が渋谷系と言えるわけではない・・・。 Wikipediaによると、クレプスキュールのリリース、要するにネオアコとかの影響を受けているらしい。 渋谷系は通ってないらしいけど(年齢的に通ってなくても全然不思議ではない)、渋谷系はネオアコにめちゃくちゃ影響されてるので結局形は違えど精神性はかなり共有していそう。 それで、いろいろなところで名前を聞くけどあんまりちゃんと調べてなかったな、と思って色々調べたら、渋谷系年表にちゃんと名前が載っていた。 職業作曲家とは別に音楽活動をしていて、いくつかのユニットで活動していたらしい。YouTubeでユニット名とかアルバムのタイトルとかを検索したら、そのうちの一つである「Maybelle」のミニアルバムが見つかったので聞いてみた。

アニメ関連の仕事も正直あまりちゃんと聞いたことがないので、キャラソンとか挿入歌を聞いていきたい。

脚注

  1. もちろん資本の側はファンが喜ぶようなものを世に出そうとしているけど、そもそもファンが喜ぶようなものってどうやって規定されているんだろうか。消費者が求めているものを消費者が決めているかと言われるとかなり怪しい。

  2. 浪人したので

  3. 自分と同じように過去にVTuberをよく見ていた人もいるし、ずっと特定のVTuberだけを見ている人もいる